なぜユニバーサルサービス制度が必要なのですか?

説明

ユニバーサルサービス提供の確保はNTT東日本/NTT西日本に対し法律上の責務とされ、これまでは、NTT東日本/NTT西日本の負担によってユニバーサルサービスが維持されてきました。

しかし、携帯電話やIP電話の普及および、電話サービスの都市部を中心とした競争の著しい進展などに伴い利用環境がより向上しましたが、一方、特に都市部以外の採算が取れない地域 (高コスト地域) では、NTT東日本/NTT西日本の負担だけでは、ユニバーサルサービスの提供を確保することが困難となることが懸念されています。

このため、引き続き、地域の格差なく全国どの世帯でも公平で安定的にユニバーサルサービスを利用できるよう、ユニバーサルサービスの提供の確保に必要な費用をNTT東日本/NTT西日本だけでなく、それ以外の電話会社も応分に負担する仕組みとして、「ユニバーサルサービス制度」が導入されました。